群れない女のひとり旅

Beatrice è sempre in viaggio da sola. 海外ひとり旅歴14年、焦燥感に駆られて旅に出ます

聖母大聖堂 Onze-Lieve-Vrouwekathedraal でネロ少年の気分になってみる

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アントワープで絶対に外せないスポットその1。アントワープのシンボル、聖母大聖堂 Onze-Lieve-Vrouwekathedraal です。Onze-Lieve-Vrouwe(オランダ語)=Notre-Dame(フランス語)=聖母マリアのこと。
「フランダースの犬」を読んだ(観た)ことのある人ならば必ず知っているルーベンスの名画がある教会です。

マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 菊池寛訳 フランダースの犬 A DOG OF FLANDERS 

 

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大聖堂の右隅には基礎工事を担った職人 ヤン & ピーター・アッペルマン親子をモデルにした彫刻があります。 

 

正面入口の右側にある扉から中へ

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入場料は6€、現金で払いましたがカード払いも可能です。

 

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国籍を聞かれたので「Japanese.」と答えると日本語版のリーフレットを渡されました。

De Kathedraal - Virtual tour

 

身廊  

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この大聖堂には7つの身廊があります。これはその中央部分。

 

祭壇画

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1626年ルーベンスが49歳の時に完成した主祭壇画「Assumption of the Virgin Mary 聖母被昇天」。 

 

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iPhone 7 Plus のズーム機能ではこのくらいが限界です。雨の中の街歩きでは荷物になるのでミラーレス一眼は置いてきてしまいました。聖母被昇天をテーマにした絵画はそれこそ数え切れないほど観てきましたが、どの絵にも共通して言えることはマリアはいつも若々しく描かれています。受胎告知の絵画ならばともかく、亡くなった時はそれなりのお歳だったと思うのですけれど。

 

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/e/ed/Baroque_Rubens_Assumption-of-Virgin-3.jpg

画像出典:Wikipedia 

 

聖歌隊

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両サイドは聖歌隊のスペース。

 

ネロ少年に「死んでもいい」と言わしめたルーベンス

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厚い布に覆われて銀貨を払わないと観ることができなかったという「The Descent from the Cross キリストの昇架」。教会組織の腐敗が進み富を貪り民衆から搾取していたという典型例。(まあ、私も6€払って観ているわけですけれども) 

  

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そして「The Descent from the Cross キリストの降架」。ネロ少年とパトラッシュはこの絵の前で息絶えたのですね。その昔初めて「フランダースの犬」を読んだときは、この話をあまり好きになれませんでした。子供心にハッピーエンドにならない、悲しすぎるストーリーに納得がいかなかったのだと思います。

 

ステンドグラス 

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スペイン国王フィリッペ二世とメアリー・チューダー夫妻を描いたステンドグラス。

 

アントワープの聖母

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1番北側の身廊にある「アントワープの聖母」像。

 

十字架を持つ男

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ヤン・ファーブル作の「十字架を持つ男」。

 

ミニチュア 

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こういうの大好きです。他にもどうやってこの聖堂が建てられていったのかを表しているミニチュアもありました。

 

おまけ 

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ヨハネ・パウロ2世の胸像がありました。きっとこの聖堂を訪問されたんですね。

 

見どころが多いので1時間くらいかけてゆっくり廻りました。ひと休みする椅子もたくさんありますしね。

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